東北地方太平洋沖地震 義援金

2011年3月29日火曜日

プルトニウムのこと、放射線のこと

ちと気になるので、調べてみました。

通常私たちは宇宙からきている放射線を浴びています。

これは世界平均 2.4 ミリシーベルト/年 (=2400マイクロシーベルト/年)場所により百倍の地域も・・というのは置いといて
日本平均は 1.48 ミリシーベルト/年です。

医療、つまりX線とかで浴びる放射線は
世界平均 0.61 ミリシーベルト/年、日本平均 2.25 ミリシーベルト/年

放射性降下物=空から降ってくるもの(チェルノブイリの事故やら、過去の大気圏核実験による影響)は
世界平均 0.011 ミリシーベルト/年、日本平均 0.012 ミリシーベルト/年

その他は誤差レベルなのでおいといて、合計は
世界平均 3.13 ミリシーベルト/年、日本平均 3.75 ミリシーベルト/年です。

健康被害が心配されるのは「一度に」100ミリシーベルトを超える放射線を浴びた場合だそうです。

福島原発内の放射線量はかなり厳しい状況だと思われますが、現状のレベル感としては、原発の近くの人には影響がある大きな問題だとしても、50km, 100km 離れた地域で心配する話ではなさそうです。

ちなみに福島原発の敷地内土壌で検出されたプルトニウムですが、検出レベルとしては他の地域と大差はない=微量であるものの、プルトニウムの種類(同位体といってプルトニウムにも種類があります)の構成が、通常にある場合とは違うために原発内部からのプルトニウムを検出したと判断されたようです。つまり少なくとも数値として大変なことになっているという状況には無いと思われます。

長崎では、他の地域の8倍の土壌内プルトニウムが存在する(原爆の影響)という話もありますし、現時点ではプルトニウムに関して過度に心配する必要はなさそうです。

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